失敗解決 · 入力例つき
必要光束や灯数が思った数と違うときの4つの確認
結果が大きく見えるとき、まず式を分けて見ると原因を追いやすくなります。このページの条件も説明用に作った架空入力で、照明計画の推奨値ではありません。
入力例:面積 10 m²、目標照度 100 lx、利用率 0.8、保守率 0.9、1灯 800 lm
係数の積:0.8 × 0.9 = 0.72
必要光束:10 × 100 ÷ 0.72 = 1,388.9 lm(約)
灯数:ceil(1,388.9 ÷ 800) = 2灯
このツールの結果を同じ式で手計算すれば、入力の違いか、端数処理かを切り分けられます。
1. 面積と目標照度の単位を確認
面積は m²、照度は lx で入力します。広さを cm² や畳数のまま入れる欄ではありません。計算値は「面積 × 目標照度」をもとにするため、面積や目標照度が大きいほど必要光束も比例して大きくなります。
2. 利用率と保守率の積を見る
式では2つの係数を掛け、その積で面積×照度を割ります。上の例では積が 0.72 なので、係数を1とした場合の1,000 lmより大きな1,388.9 lmになります。どちらかを0にすると計算できず、現行ツールは係数を 0.01 以上1以下に制限しています。値を当てずっぽうで変更せず、設計条件や器具資料の根拠を確認してください。
3. 1灯あたりの lm を入れたか確認
灯数を割り出す入力は「1灯の光束(lm/灯)」です。電力や器具の個数ではありません。製品資料で1灯のlmが見つからない場合は、確認できるまで数値を推測しないでください。
4. 灯数の切り上げと換算照度を分ける
必要光束 1,388.9 lm を800 lmで割ると約1.736灯分です。端数の灯を置けない前提で2灯へ切り上げるため、設置光束は1,600 lmになります。係数0.72と面積10 m²で換算すると115.2 lxです。目標の100 lxを少し上回るのは、灯数を整数にした結果です。
保存した比較条件が見つからない場合
比較保存は同じ端末・ブラウザの localStorage に行われ、最大6件です。別の端末やブラウザプロファイルとは共有されず、このブラウザのサイトデータを消すと記録も削除されます。読み込み・保存・削除でブラウザ保存領域のエラーが出た場合は、表示された案内に沿って設定を確認してください。
注意:換算上の照度は平均の簡略計算で、現地の照度測定、光の広がり、明暗のむら、設計適合を示す値ではありません。画面の光の明暗も相対表示です。
入力例をツールで再現する →同じ光束でも部屋の広さや条件で換算が変わる理由はlm と lx の記事、3つの候補を比較する実例は用途別の実例で確認できます。